この世界の片隅にとマイマイ新子と防府聖地巡り


こんばんは! ブログがかりの新井です。

 

2/19(日)には出張萌えサミットin美祢が開催される今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

美祢の観光協会さんのお話からリンクして、萌えサミの名前をもっと色んな所で知ってもらおう……というコンセプトで始まったこのイベント、日本最大の鍾乳洞である秋芳洞でコスプレ撮影が出来るっていうなかなか見ないイベントなので(タイミングが合えば秋吉台の山焼きも見られますよ!)、タイミングの合う方はぜひ遊びに行ってみてください。ただし冬場の秋吉台はめっちゃ寒い&下手したら途中の道が雪で埋まってる可能性があるので、スタッドレスと安全運転は忘れずに!

山クリからは、YU-TA先生とひろべえさんがお手伝いに出ている予定です。

 

さてさて。そんな萌えサミの手伝いも控えつつ、最近ホットな話題なのが『この世界の片隅に』という映画なわけですが、皆さんご覧になりましたか? ネタバレするのもなんなのであんまり多くは語らないのですが、大変良い映画なので、機会があればぜひ見てみてください。

この『この世界の片隅に』人気の流れに乗っていま改めて評価されているのが、片渕須直監督が片隅に~の前にお作りになった『マイマイ新子と千年の魔法』。

山口県防府市を舞台にしたこの映画(はいここで山口と繋がった!)、いま七年越しでリバイバルされておりまして、出張萌えサミ前日の2/18(土)から、いよいよ防府市のイオンシネマ防府でも3/3までの二週間限定でリバイバル上映されることになりました! やったー!

(注:3/4から3/10までの延長戦決まりました! こちらに関しての記事もありますので、よければこちらに!)

 

もちろん単に見て下さいって言うのは簡単なんですが、それだけで終わっちゃ山クリの意味がないので、ここはもうひとひねり行きたい所です。

 

片隅に~繋がりで片渕監督作品が評価されるというなら名犬ラッシーでもBLACK LAGOONでも良さそうなものなんですが、マイマイ新子がどうして殊に評価されてるかっていうと、世界観が繋がってるからなんですね。

片渕監督の挨拶に行ったりその関連記事を見るとたびたび語られてる事なんですが……。

もともとマイマイ新子は戦後の昭和三十年を舞台にしたお話で、そこから遡ると片隅に~の時代にたどり着くわけです。しかも山口県防府市と広島県呉市だと、車でも二時間ちょいの距離。それこそすずさんが子供を作って、何かの縁で防府に引っ越しでもしたら、その子が新子ちゃんでもおかしくない……ってくらいの感じなんです(実際、新子ちゃんのお母さんはすずさんと同世代ですし、径子さんの息子さんは旦那さんの実家の下関に住んでますしね)。

 

で、イオンシネマ防府の上映タイムスケジュールを見ると、リバイバル上映第一週のスケジュールは……11:55~13:40と、19:20~21:05の昼夜二回(2/16時点)。

しかもですね。まだイオンシネマ防府ではこの世界の片隅にも上映しておりまして、こちらは13:55~16:10の一回上映。

マイマイ新子を見てから十五分休憩を挟んでこの世界の片隅にで過去へと遡るコースも出来ますし、片隅に~を見てから少し時間を空けてマイマイ新子の夜回を見るというのも悪くない感じです。少なくとも時間がダブるっていう最悪のケースは避けられたので、この辺はどうにでもなりそうですね。

 

 

ただ、ここで終わっても防府で見る意味がない。

なにせ、アレですよ。防府なので、映画館出たらすぐ聖地なわけです。どのくらいすぐ聖地かというと……あ、はい、ここからが今回の本題ですよ!

 

防府駅。作中でいう三田尻駅ですね(版権的に地名を変えているわけではなくて、当時の名前が三田尻駅でした)。

ここからちょっと視線を横にずらすと……。

イオンシネマ防府のあるイオンがあるわけです。そのくらい近所。

防府駅は高架駅なので、一階のコンコースは吹き抜け。そもそもそんな大きな駅ではないので、迷うことはないと思います。

ここを山側に抜けた天神口方面が、貴伊子が三田尻に着いた時に降り立った辺り。

前にある道を右に曲がって、アスピラート(大きな丸い時計があります)方面に進めば……。

天神ぴあ(旧山口銀行)や商店街の入口がある辺りに。

商店街の中には、当時の防府のモノなんかを展示しているほうふ昭和館があります。

マイマイ新子が封切られた七年前は、結構こちらでも色々やっていて、昭和館もその流れで作られた施設になります。

ただし火曜日は休館。あと17時までなので、片隅に~を見てからこっちに来るルートはちょっと厳しいかもしれません。

オススメは午前中か、新子昼回を見た直後。

そのまま商店街を抜けると、防府天満宮に至る通りに繋がります。

 

ちなみに山口県の銘酒として有名になっちゃった獺祭ですが、山口だとわりとどこでも買える(防府駅から天満宮に行く途中でも2~3軒おいてる所があります)ので、見付けてもあんまりテンション上げなくて大丈夫です。最悪、新幹線駅で買えます。

作中ではあんまり出てきませんが、防府天満宮に到着。この時期は梅林がちょうど見ごろなので、余裕があればぜひ。

ここまで駅から1kmほど。

ちなみにこの近くには、新子ちゃんが通っている松崎小学校もあります。が、タイミング次第では小学生がいて不審者になってしまうので、見に行く際には気をつけて。

新子ちゃんが登校していた道もあります。

防府天満宮の前の道を東(周南方面)に進めば、いよいよ作中の主要エリアへ。

途中にあるのは道の駅っぽい施設、スマイル防府。

十四時までやっている併設レストランあり。まあ、防府は食べる所はけっこうあるので、食事はそんなには困らないと思います。

スマイル防府の裏にあるのが、防府国分寺です。

防府が国の都だった頃に関連する施設の一つ。

 

この辺のエリアには所々にこの手の看板が立っているので、迷うことはないと思います。一本道をまっすぐ行けば何とかなりますし。

国分寺の前の細い道をさらにまっすぐ行けば、松崎神社。

新子ちゃんたちがじゃんけんしながら階段を昇って遊んでいた場所ですね。

その奥にちょっと行けば、毛利邸があります。ここは桜と紅葉が多いので、この季節はちょっと寂しい印象。

なお、ここの先にあるゴルフ場は、山口県で最初に作られたゴルフ場だったりします(昭和二十七年オープン)。

はい。新子ちゃんの妹がゴルフボールを拾いに忍び込んでいたゴルフ場がここです。

さらに行くと、多々良大仏殿。

ただここまで行くとまっすぐ行きすぎなので、一つ前の交差点を南下しましょう(山が見える方が北なので、山が見えない方に下ればOKです)。

国衙跡に到着。千年の都の中心地です。

 

なおマイマイ新子上映当時は、片渕監督ご自身がこの手の聖地巡礼を案内して回るイベントが何度かあったのです。

僕は当時は仕事の都合で参加出来ませんでしたが……一度参加したかったなぁ(今なら全回参加も辞さない気持ちですし、この辺の縁があって片隅に~のクラウドファウンディングにも参加したのですが)。

比較対象に僕の自転車を入れてますが、けっこう広いです。かつてはここに国の都が……。

でもそんな千年の都跡も、道を一本下ればそこにあるのはユニクロ。

国衙跡は駐車場がほとんどないので、車で行くのは止める場所がなくてちょっと大変かもです。辺りは生活道路でそんなに広くない割に交通量があるので、路駐はオススメ出来ません。

立地的には駅のレンタサイクルがいいんですけど、あれ十七時までなんですよね。

気を取り直して、ユニクロをさらに下れば山陽本線の線路にぶつかります。

今の防府市街は全線高架なので、新子ちゃん達のように踏切を渡ることはまずありません。

さらにまっすぐ進むと住宅地に入って迷っちゃうので(まあ迷ってもたかが知れてはいますが)、次は線路沿いの道を周南方面に迂回するルートを辿ってイオンタウン防府を目指します。

防府市、イオンの大規模店舗が二つもあるんですよ……。こっちはイオンタウン、映画館のあるほうは駅前のイオンでだいたい呼び分けてますが。

ちなみにここは、鐘紡の工場跡地に建てられました。

はい。鐘紡です。

物語のもう一人のヒロイン、貴伊子ちゃんが住んでたのが、たぶんこの辺。面影のある建物がまだ幾つも残ってます。

ただしこの辺りの社宅ゾーンは社有地なので、中には入らないように。

鐘紡はなくなっても、地名は残る……。

そんな住宅地からさらに南に進むと、港新地方面にぶつかります。バーカリフォルニアのあった場所ですね。

いわゆるちょっと特殊な空気のある場所なので、ここはほどほどに。

この位置関係を考えると、バーカリフォルニアの帰りに貴伊子ちゃんの家に行けたのも(あぜ道からの往復があったとはいえ)、ないわけじゃないルートなんだなぁと。

っていうか、実際回ってみると新子ちゃんと貴伊子ちゃんの家が思った以上に近い。

 

なお、港新地から防府駅は地図を見ながらいけばすぐなので、帰り道はあんまり気にしなくて良いと思います。

ちなみにあの界隈のモデルになったのは港新地そのものではなくて、防府天満宮の商店街にある路地裏だそう。

ただこの路地裏も、何年か前に七割くらい削られて、駐車場になっちゃったんですよね。写真を撮ったのは、その残ってるエリア。

とまあ、そんな感じの防府聖地巡りの一例でした。

僕は自転車でさっと周りながら撮影して、だいたい一時間半。駅のレンタサイクルを借りてゆっくり見て回るなら、三時間くらい見ておくと良いかと思います(歩きだと結構距離があるので、一日コースで考えないと大変かもです)。

 

映画のタイムスケジュールから見て一番ガチにコースを考えるなら、

 

朝:レンタサイクルを借りて防府駅からスタート、ぐるっと回る。昼食。

昼:この世界の片隅に 13:55~16:10回。

夕方:見て回れなかったエリアを見て回る。レンタサイクルは返せなくなる可能性があるので、徒歩か車推奨。

夜:マイマイ新子 19:20~21:05回。

 

とかやると、一日で防府を満喫出来るかも……しれません。

そのうえ、もし二日あるなら、初日に呉ポポロでこの世界の片隅にを見てから呉を満喫、呉か広島泊(広島市街もこの世界巡礼出来る所がけっこうあります)→午前中に防府まで移動して、マイマイ新子昼回を見て防府巡礼……とかもできないわけじゃないんですよね。

 

いずれにしても、どこかのタイミングでこの素敵な映画を観ていただいて、防府に限らず、皆さんの住んでいた場所の千年前の姿などに思いを馳せていただければと思います。

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